第二外国語にドイツ語を選ぶのはアリ!?実は本命である5つの理由。

第ニ外国語としてのドイツ語

今回は第二外国語の選択に悩む大学生のために、僕がドイツ語をオススメする理由とその根拠について書いていきたいと思う。

以下のような考えや疑問を持つ人には特に参考になるはずだ。

  • ドイツ語に時間を費やすよりも英語力を高めるべき?
  • 中国語や韓国語のほうが実生活に役立ちそう。
  • ドイツ語とフランス語、どっちを選ぶべき?

ちなみに著者はドイツの首都ベルリンに10年以上住み、ドイツ企業のエンジニアとしてドイツ語でコミュニケーションを取りながら働いている。ドイツ語はおもにドイツ語学校で習得した。


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第二外国語の本命はドイツ語

まず日本でのドイツ語教育の現状から話すと、ドイツ語を第二外国語として選択する学生は年々減っている。ドイツ語の授業を廃止する大学もある。

ドイツ語に対する注目が完全に消えた訳ではないかもしれないが、日本でのドイツ語学習は下火と言えるだろう。

しかし、そんな逆風の中でも、著者はドイツ語を第二外国語として選択する価値は充分にある、むしろその価値は年々上がっていると思っている。

以下の章でその理由を説明していこうと思うので、読んでほしい!

ドイツ語を習う5つのメリット

著者が考えるドイツ語を第二外国語と選んだ時のメリットは以下のとおりだ。

  1. ドイツ語圏の国は移住先として魅力的
  2. ドイツ語のブランド力は世界で通用する
  3. ドイツ語は世界的に見れば伸びてる言語
  4. ドイツ語の勉強は他の学問と結びつく
  5. ドイツ語は簡単では無いが応用の効く言語

続く章では、それぞれのメリットについて詳しく解説していきたいと思う。

移住先としての魅力

ドイツの首都ベルリン

最初のポイント「ドイツ語圏の国は移住先として魅力的」という点について説明しよう。

ドイツへの移住を希望する日本人の数は、アメリカやオーストラリアなどの他の人気移住先と比較すると少ない。

経済が好調で、優れた教育・医療制度を持ち、日本との歴史的な関わりも深いドイツなのに、なぜ移住を希望する人がそれほど多くないのかと言えば、ドイツがドイツ語を公用語とする国で、ドイツ語が満足に話すことができなければ生活に支障をきたすからだ。

これは逆に考えると、大学の在学中にドイツ語の基礎を身につけれたなら、他の人と比較して「ドイツへの移住」に1歩、2歩も近い位置にいるということだ。

ドイツへ移住して現地で職を探すのであれば、ドイツ語能力だけでなく自分の専門分野での知識やスキルを高めることが必要だ。

ドイツ語圏の国(ドイツ・オーストリア・スイス)の移住先としての魅力については、こちらの記事に書いたので参考にしてほしい。
ドイツ語を使う国を教えて!ドイツ語圏の3つの国を紹介。

ドイツ語のブランド力

次に「ドイツ語のブランド力は世界で通用する」という点について説明しよう。

これは著者がインターナショナルな都市ベルリンで暮らす中で、様々な国の人と話をして思ったことなのだが、

「ドイツ語が話せる」= 頭がいい

という図式は世界的に通用すると本気で思っている。

つまり、仕事や生活で直接ドイツ語を使うことが無かったとしても、ドイツ語のスキルは自分の知識や仕事上のポテンシャルを証明するうえで役に立つということだ。

ドイツ語の世界的な伸び

冒頭でも述べたように、日本では他のアジア言語に押されドイツ語を習う生徒は減少しているが、ヨーロッパや他のアジア諸国ではドイツ語を習う人の数は増え続けている

Deutsche Welleより

これは経済的に好調で社会が安定しているドイツへの移住や出稼ぎを考える人が増えているからだ。(ドイツ政府がドイツ語学習者への支援を積極的に行っているというのも理由の一つだが。)

ドイツ語の話者数が増加すれば、ドイツ語能力を必要とする仕事の数も増えることが予想できるので、ドイツ語を習得する価値は今度も高まっていくはず。

ドイツ語は学問と結びつく

ドイツ語は言語以外の学問とも結びつきやすい言語だ。

医療や哲学、音楽などの世界では、ドイツ語を起源とする言葉が用語としてよく使われている。つまり、ドイツ語を勉強していくうちに、他の学問への興味が開花するといったことも起こりやすい。

これは言語学習へのモチベーションを保つことにも繋がるので、ドイツ語学習者はその点では有利だと言える。

また、学問とは関係が無いが、登山やスキーなどの用語にもドイツ語起源の洋画は多い。これらのスポーツが好きな人ならドイツ語の学習が趣味と結びつくこともあるだろう。

他の言語と比較してみる

次にドイツ語を第二外国語の候補となりそうな他の言語を比較してみよう。

スペイン語との比較

スペイン語は話者数も多く、今後も伸びが期待できる魅力的な言語だ。また、スペイン語は発音が簡単だと言われている。あと、勉強するのがとにかく楽しそうだ!

ただし、公用語としてスペイン語を使用する国は、スペインと南米の国々だけなのでそれらの国に移住したい人たちを除いてはそれほど価値は大きくないのかもしれない。

フランス語との比較

フランス語は発音の美しさと難しさで有名な言語だ。フランスとドイツがライバルであるようにドイツ語とフランス語もよく比較の対象となる。

フランス語はドイツ語よりも話者数の多い言語だが、これは過去にフランスが植民地を多く持っていた事によるもので、旧植民地のあまり豊かではない国の人々が話者数として多く含まれている。

難易度の面から言えば、ドイツ語より文法は簡単だが、発音は難しいということに尽きるだろう。

ロシア語との比較

ロシア語はソビエト連邦時代の名残で、第二言語としてロシア語を使う人はかなり多い。そしてその使用範囲はとてつもなく広い!

ただし、経済的には豊かでは無い、また治安も良くない国が多いので、移住先としての魅力はやや劣る。

特にロシアや旧ソビエト連邦の国に強い興味を持つ人を除いては、ロシア語を習得するメリットは少ない。

アジア言語との比較

近年、アジアの経済発展により中国語や韓国語を勉強する人は増えている。

また、中国語や韓国語は日本に住み続けたとしても使える可能性が多いにあるという点で、他のヨーロッパ言語とは大きく異なる。中国語は漢字を使うという点で、韓国語は文法の類似性から日本人にはとって馴染みやすい言語だ。

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この記事を気に入ったら、他の記事も読んでいって欲しい!

第1回 ドイツ語ってどんな言葉?言語ランキングで見るドイツ語

第2回 ドイツ語を使う国を教えて!ドイツ語圏の3つの国を紹介。

第3回 英語との違いは?ドイツ語の特徴を理解しよう!

第4回 ドイツ語はどのくらい難しい?習得に必要な期間は?

第5回 第二外国語にドイツ語を選ぶのはアリ!?実は本命である5つの理由。


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ABOUTこの記事をかいた人

ベルリンに住むドイツ語研究が趣味のお兄さん。2009年よりベルリンに住むベルリナー、本当は名古屋出身。 通算で2年ほどドイツ語学校に通い、上級レベルにあたるドイツ語C1試験に合格済み。2年6か月の職業訓練(Ausbildung)を終えたのち、ドイツ企業で医療系ソフトウェアの開発に従事する。