【2024年】 ドイツの祝日・祭日カレンダー!【州別】

ドイツの祝日カレンダー

この記事では、ドイツの祝日の一覧とその由来について説明していこうと思う。

ドイツに旅行で訪れる予定の人は、祝日のイベントに合わせて街を訪問したり、 混雑を避けたりすることもできるはず。ドイツの祝日について知って、より深くドイツを楽しもう!

ドイツの祝日の特徴

ドイツの祝日には以下のような特徴がある。

  • ドイツは16の州から構成される連邦国家。州により祝日が異なる。
  • 祝日には日付が変動しない固定祝日と年によって異なる移動祝日がある。
  • ドイツの祝日はキリスト教にまつわるイベントが中心。

ドイツの16州マップ

これがドイツの州(Bundesland)のマップだ。州の場所を確認したい時に見てほしい。

1月1日(月) 元日

1月1日(月)
元日 Neujahrstag

別称Neujahr
地域ドイツ全域
日程1月1日に固定
説明新年を祝う日でヨーロッパの多くの国では祝日となる。
カレンダーのシステムでは最初の日にあたる日。
なお、ドイツでは会社や商店は1月2日から通常営業となる。

1月6日(土) 公現祭

1月6日(土)
公現祭 Erscheinung des Herrn

別称Dreikönigsfest・Dreikönigstag・Weihnachtszwölfer(オーストリアでの呼称)
地域バーデン=ヴュルテンベルク州・バイエルン州・ザクセン=アンハルト州
日程1月6日に固定
説明東方の三賢者がイエスに会ったとされる日。
キリストの誕生から13日後にあたる。

東方の三賢者とは西洋の世界では以下の3人とされる。
メルキオール Melchior (老人の姿の賢者)
バルタザール Balthasar (壮年の姿の賢者)
カスパール Casper (青年の姿の賢者)

3月8日(金) 国際女性デー

3月8日(金)
国際女性デー Internationaler Frauentag

地域 ベルリン州
日程 3月8日に固定
説明女性の社会進出また、労働市場における平等を求める記念日。
2019年よりベルリン州のみで祝日となった。この日が祝日となるまでは、ベルリンは9日しか祝日が無く、バイエルン州の13日と較べると大幅に少なかった。

イースターの日程

イースターは日本人には馴染みが薄いが、クリスマスと並んでキリスト教においてはもっとも重要な祝日のひとつ。復活祭と呼ばれキリストの復活を祝う祝日だ。

イースターは移動祝日で、日程はコンプトゥスと呼ばれる計算方法において決定される。ドイツでは3月22日から4月25日の間のいずれかの日曜日がイースターとなる。

詳しい算出方法を知りたい人は、Wikipediaの「コンプトゥス」の欄を参照してほしい。

3月29日(金) 聖金曜日

3月29日(金)
聖金曜日 Karfreitag

地域ドイツ全域
日程復活祭の前の金曜日
説明この日はイエス・キリストが十字架に架けられた日。
キリスト教の信者は教会を訪れる。

3月31日(日) 復活祭

3月31日(日)
復活祭 Ostersonntag

地域ブランデンブルク州
日程3月22日から4月25日の間のいずれかの日曜日
説明この日はキリストが復活したとされる日。カトリックの教会ではOsterkerze(イースターの蝋燭)と呼ばれる大きな蝋燭に火をともしてこの日を祝う。

ブランデンブルク州のみが祝日として指定しているが、元から日曜日であり振替休日も無いので実質、休みの日は増えない。

4月1日(月) 聖月曜日

4月1日(月)
聖月曜日 Ostermontag

地域ドイツ全域
日程復活祭の翌日
説明この日はキリスト教信者の間では、Emmaustagと呼ばれEmmausgangと呼ばれる散歩に出かける習慣がある。

5月1日(水) 労働の日

5月1日(水)
労働の日 Tag der Arbeit

別称Erster Mai, Maifeiertag, Tag der Arbeiterbewegung, Internationaler Kampftag der Arbeiterklasse
地域ドイツ全域
日程5月1日に固定
説明5月1日はドイツ語圏の国のみでなく、世界の多くの国で祝日と定められている。
これは1886年のアメリカの労働運動が起源となっている。
この日はドイツの各地で労働者のデモが行われる。時折デモがエスカレートして衝突が発生することもある。

5月9日(木) キリスト昇天祭

5月9日(木)
キリスト昇天祭 Christi Himmelfahrt

別称Auffahrt
地域ドイツ全域
日程復活祭から39日後
説明この日は復活したキリストが天に昇った日とされている。
また、昇天祭の日は「父の日」とも定められている。

5月19日(日) 聖霊降臨日

5月19日(日)
聖霊降臨日 Pfingstsonntag

別称Pfingsten
地域ブランデンブルク州
日程復活祭から49日後
説明この日はキリストの昇天から10日後に信徒たちに聖霊が降ったという出来事を記念する日。この日はペンテコステとも呼ばれる。

復活祭と同様にブランデンブルク州のみが祝日として指定しているが、日曜日であり振替休日も無い。

5月20日(月) 聖霊降臨祭の月曜日

5月20日(月)
聖霊降臨祭の月曜日 Pfingstmontag

地域ドイツ全域
日程復活祭から50日後
説明この日はキリストにまつわるイベントが起きたとされる日ではないが、聖霊降臨のキリスト教での重要性を強調する意味で祝日とされている。

5月30日(木) 聖体の祝日

5月30日(木)
聖体の祝日 Fronleichnam

地域バイエルン州、バーデン=ヴュルテンベルク州、ヘッセン州、ノルトライン=ヴェストファーレン州、ラインラント=プファルツ州、ザールラント州
日程復活祭から60日後
説明この祝日はイエスが最後の晩餐にて、パンを自分の体として、ワインを自分の血として弟子たちに与えたエピソードが元となっている。

8月8日(木) アウクスブルク平和祭

8月8日(木)
アウクスブルク平和祭 Augusburger Friedensfest

地域アウクスブルクのみ
日程8月8日に固定

8月15日(木) 聖母の被昇天

8月15日(木)
聖母の被昇天 Mariä Himmelfahrt

別称Mariä Aufnahme in den Himmel, Heimgang Mariae, Mariae Entschlafen
地域バイエルン州、ザールラント州
日程8月15日に固定
説明キリストの母であるマリアが肉体と霊魂を伴って天国にあげられたという出来事を記念する祝日。

9月20日(金) 子供の日

9月20日(金)
子供の日 Weltkindertag

別称Kindertag, Internationaler Kindertag, Internationaler Tag des Kindes
地域テューリンゲン州
日程9月20日に固定
説明子供の日は多くの国で祝日されているが日付は国により異なる。
ドイツの再統一以前は東ドイツが6月1日、西ドイツが9月20日と定めていたが、統一後はドイツ全域で9月20日となった。
2019年からテューリンゲン州でのみ祝日となることが決まった。

10月3日(木) ドイツ統一の日

10月3日(木)
ドイツ統一の日 Tag der Deutschen Einheit

地域ドイツ全域
日程10月3日に固定
説明東西ドイツの再統一を記念する祝日であり、ドイツにとってはもっとも重要な祝日だ。
また、ドイツ連邦共和国(Bundesrepublik Deutschland)の建国記念日である。

10月31日(木) 宗教改革記念日

10月31日(木)
宗教改革記念日 Reformationstag

地域ブランデンブルク州、ブレーメン州、ハンブルク州、メクレンブルク=フォアポンメルン州、ニーダーザクセン州、ザクセン=アンハルト州、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州、テューリンゲン州
日程10月31日に固定
説明マルティン・ルターが宗教改革を始めたことを記念する日。
ドイツの中でもプロテスタントの多い州で、祝日と定められている。

11月1日(金) 諸聖人の日

11月1日(金)
諸聖人の日 Allerheiligen

地域バイエルン州、バーデン=ヴュルテンベルク州、ノルトライン=ヴェストファーレン州、ラインラント=プファルツ州、ザールラント州
日程11月1日に固定
説明カトリック教会の祝日。すべての成人と殉教者を記念する日。
宗教改革記念日を祝日としていない州の多くは、諸聖人の日を祝日としている。

11月20日(水) 贖罪の日

11月20日(水)
贖罪の日 Buß- und Bettag

地域ザクセン州
日程11月19日に最も近い水曜日
説明1990年~94年まではドイツ全域で祝日であったが、介護保険制度の導入とともにザクセン州を除き廃止された。
なお、büssenは悔い改める、betenは祈るを意味する単語。

12月25日(水) クリスマス第1日

12月25日(水)
クリスマス第1日 1. Weihnachtstag

地域ドイツ全域
日程12月25日に固定
説明クリスマスはドイツではWeihnachtと呼ばれる。
ドイツではクリスマスの直前に実家に帰省する人が多い。

12月26日(木) クリスマス第2日

12月26日(木)
クリスマス第2日 2. Weihnachtstag

地域ドイツ全域
日程12月26日に固定
説明ドイツではクリスマスの次の日も祝日と定められている。

クリスマスやアドヴェントについて知りたい方はこちらの記事をどうぞ!

ABOUTこの記事をかいた人

ベルリンに住むドイツ語研究が趣味のお兄さん。2009年よりベルリンに住むベルリナー、本当は名古屋出身。 通算で2年ほどドイツ語学校に通い、上級レベルにあたるドイツ語C1試験に合格済み。2年6か月の職業訓練(Ausbildung)を終えたのち、ドイツ企業で医療系ソフトウェアの開発に従事する。