面接のドイツ語フレーズ集。よくある質問と回答例!

面接のドイツ語フレーズ集

今回は面接で使われるドイツ語のフレーズや単語を勉強しよう!

この記事は、いずれドイツの企業で働こうと考えてる人やドイツでなんらかの面接を受ける予定の人に向けて書いている。もちろんドイツ語の勉強として読んでくれてもいい。

なお、著者は10年以上のドイツ生活で10数回の面接を経験しているので、よく聞かれる内容や気をつけるべき点は重知している。

では、見ていこう!

面接で使うフレーズ

ドイツ企業の面接でよく尋ねられる質問を紹介するぞ!

スモールトーク

面接官と挨拶を交わしたら、少し世間話をすることが多い。
よくあるパターンを想像してみよう。

Wir können uns auch duzen!
duzenで話しましょうか!
Haben Sie gut hergefunden?
無事にここを見つけられましたか?
Darf ich Ihnen etwas zu trinken anbieten?
何か飲み物をお持ちしましょうか?

▶ 関連記事: 知らなきゃマズイ!ドイツ語のduとSieの使い分け。

志望動機

まずは、面接では必ず聞かれる応募の理由に関するフレーズを確認しておこう。

Warum haben Sie sich für diesen Job beworben?
どうしてこのポジションに応募しましたか?
Was wissen Sie über unser Unternehmen?
私達の会社について何を知っていますか?

自己アピール

自分のスキルや長所をうまくアピールしよう!この役職にふさわしいのは自分だと確信させることができれば、採用にぐっと近づくはずだ。

Warum sollten wir Sie einstellen?
あなたを雇うメリットを教えてください。
Was können Sie für uns tun, was andere nicht können?
何か他の人には出来ない事を私達の会社にもたらしてくれますか?

今後のキャリアプラン

今後のキャリアプランを伝えて、仕事へのモチベーションを示そう!
特に高い目標を掲げる訳では無く、家族を大切にした生活を送りたいといった答えも悪くないと思う。

Wo sehen Sie sich in 5 Jahren?
5年後はどうなっていたいですか?
Was sind Ihre langfristigen Karriereziele?
長期的な目標を教えてください。

給与の希望

気になる給料の交渉に使うフレーズを確認していこう。
職業・経験・地域などによって給料は大きく異なる。あらかじめ相場を確認をしておこう。

Welches Gehalt stellen Sie sich vor?
どのくらいの給与を希望しますか?
Meine Gehaltsvorstellungen liegen bei 28.000 Euro brutto im Jahr.
年収28000ユーロを希望します。
BruttogehaltとNettogehalt
ドイツでは給料の総支給額をBruttogehalt、税金などを引かれた後の額をNettogehaltと呼ぶ。間違えないように気をつけよう!

応募者からの質問

面接の最後には、高い確率で質問があるかどうか尋ねられる。

応募者の質問
「何か質問はありますか?」と聞かれて「無いです。」と答えてしまうのは絶対にNG!やる気が無いと受け止められてしまうので、面接が始まる前に質問は3つくらい用意しておこう。
Haben Sie noch Fragen?
何か質問はありますか?

企業理念や将来の同僚などについて尋ねよう。

Wie würden Sie Ihre Unternehmenskultur beschreiben?
この会社の企業文化について教えてもらえますか?

時には鋭い質問を投げかけることが好印象に繋がることもある。

Wie lange hat mein Vorgänger in der Position gearbeitet?
前任者はどれくらいの期間このポジションで働いていましたか?

合否の連絡がいつもらえるかは会社によって大きく異なるので確認しておいたほうがいい。

Wann kann ich mit Ihrer Entscheidung rechnen?
合否はいつわかりますか?

面接の結果について

面接の結果がOKの場合は「Zusage」、駄目な場合は「Absage」と呼ぶ。

Ich habe eine Zusage bekommen.
合格の通知をもらいました。
契約するまでは安心しない!
ドイツでは口頭上でOKを貰っても、後日、連絡があり不採用となるケースが少なからずある。契約書を書いてもらい、それに署名するまでは油断しないようにしよう!

ドイツの面接事情

ドイツは雇用者の権利を重要視する国。雇用者の権利は面接の場においても守られている。

以下のような質問は、職務を遂行するうえでどうしても必要である場合を除き、質問してはいけないルールとなっている。また、質問されたとしても答える必要が無いとされている。

  • 現在、妊娠中であるかどうか?将来、子供を持つ計画があるか?
  • 持病などの病気の有無。
  • 宗教に関する質問。
  • 性的指向に関する質問。

面接に関するドイツ語単語

面接に関係するドイツ語の単語を確認しておこう。

面接 n Vorstellungsgespräch
アポイントm Termin
応募者m Bewerber
面接官m Prüfer
雇用契約書m Arbeitsvertrag
試用期間f Probezeit

まとめ

さて、今回は面接に関するドイツ語のフレーズを確認してきた。

これから面接を受ける予定の人は、できる限りシミュレーションを繰り返して当日は自信を持って挑もう!みんなの成功を祈っているぞ!

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ABOUTこの記事をかいた人

ベルリンに住むドイツ語研究が趣味のお兄さん。2009年よりベルリンに住むベルリナー、本当は名古屋出身。 通算で2年ほどドイツ語学校に通い、上級レベルにあたるドイツ語C1試験に合格済み。2年6か月の職業訓練(Ausbildung)を終えたのち、ドイツ企業で医療系ソフトウェアの開発に従事する。