audibleでドイツ語リスニング!オーディオブックのオススメ8選。

audibleでドイツ語リスニング

この記事では、ドイツ語リスニングの強い味方「audible(オーディブル)」を紹介するとともに、僕のオススメのドイツ語オーディオブック8選を併せて紹介したい!

「ドイツ語は身につけたい!でも、文法の勉強をするのはやだ!」
「今のドイツ語力をキープしたい。でもドイツ語の勉強をする時間が無い…」

といった悩みを持つ人は、ぜひ一度audibleを試してみてほしい。audibleは君のドイツ語学習の心強いサポーターとなってくれるはずだ!

audibleとは?オーディオブックとは?

audibleはオーディオブックを提供するサービス。オーディオブックは言わば「聴く本」で、自分のスマートフォンなどで再生して好きなときに聴くことができる。

英語の学習のためにすでにaudibleを活用している人は少くないが、audibleは実はドイツ語の勉強にこそうってつけであることはあまり知られていない。

audibleはドイツ語作品の品揃えもかなり豊富で、良い教材を見つけるのが難しいドイツ語だからこそaudibleを活用すべきなんだ!

audibleアプリ

オーディオブックの購入・再生は専用のaudibleアプリでおこなえる。audibleアプリは語学学習に最適化されており以下のような機能を持っている。

  • 0.5~3.5倍まで再生速度を調整できる
  • ボタン一つで30秒前まで戻すことができる
  • 任意の再生位置にブックマークをつけることができる。
  • スリープタイマー機能で寝る前に聴くこともできる。

つまり、語学学習で「あったらいいな!」と思う機能はすべて兼ね備えているんだ!

audibleのシステム

audibleの料金は月額1500円。毎月1枚のコインがもらえて、ひとつのコインでひとつのオーディオブックをダウンロードすることができる。コインを使わずに購入する場合も、会員であれば30%オフで購入することができる

価格の安いオーディオブックは30%オフで購入して、高いものはコインでダウンロードするようにしよう。うまくやれば月3000円程度で3冊ほどのオーディオブックをダウンロードすることができる。

コインは次の月に持ち越すこともできるので、コインを使用するのはしばらく忘れたとしても、後からまとめて使用することができる!ただし、コインは入手した日から6ヶ月以内に使わない無効となってしまう。

最初の1ヶ月は無料!

audibleは最初の1ヶ月間は無料!つまり、お目当てのオーディオブックをダウンロードして、一ヶ月以内に退会すれば料金はまったく発生しない!

まずは、一度使ってみて自分の学習スタイルに合うか試してみよう!

まずは自分の気になる本をaudbileで探してみてもいいぞ!
https://www.audible.co.jp

他にもあるaudibleのメリット

  • 日本語や英語はもちろん、他の言語のオーディオブックも購入することができる!
  • ドイツのベストセラー小説のほとんどはaudibleで購入できる!
  • 他では購入できないオリジナルタイトルも数多くある!
  • 本の著者がナレーターをしていることもある!

オススメのオーディオブック8選

ここからは僕がドイツ語学習にオススメするオーディオブックを紹介しよう!

映画化された作品

まずは映画化された本を3つほどピックアップ!先に映画を見てから、オーディオブックで聴くのも良し。映画を見るからにオーディオブックで聴くのもいいぞ!

Die Insel der besonderen Kinder

著者: Ransom Riggs
ナレーター: Simon Jäger
再生時間: 7 時間 8 分

聴き取り易さ: ★★★★
のめり込み度: ★★★★
オススメ度: ★★★★

邦題は「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」。ティム・バートン監督によって映画化もされた。

「主人公は孤独な少年ジェイク。祖父の謎めいた死をきっかけに、遺言に従って小さな島を訪れる事となる。その森の奥にあった古めかしい屋敷で、美しくも厳格なミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちに出会う。」

ミス・ペレグリンシリーズは現在5作まで出版されており、すべてaudibleでオーディオブックとして入手可能だ。

Sieben Minuten nach Mitternacht

著者: Patrick Ness, Siobhan Down
ナレーター: Maria Furtwängler
再生時間: 4 時間 35 分

聴き取り易さ: ★★★
のめり込み度: ★★★★★
オススメ度: ★★★★

イギリスの作家パトリック・ネスの児童小説「A Monster Calls」のドイツ語版。この作品は映画化されて「怪物はささやく」のタイトルで日本でも公開された。

闘病中の母を持つ少年コナーの元へ真夜中に「怪物」が現れる。怪物は少年に3つの物語を聞かせる。そして最後の4つめの物語は少年が話すように迫る。

児童小説とはいっても、ストーリーはダークで辛辣。また、衝撃的なエンディングが用意されている。

ドイツ生まれの作品

日本でもヒットした洋書の中から、ドイツの作家によって書かれ小説を原作とするオーディオブックを3つピックアップした。

Er ist wieder da

著者: Timur Vermes
ナレーター: Christoph Maria Herbst
再生時間: 6 時間 51 分

聴き取り易さ: ★★
のめり込み度: ★★★★
オススメ度: ★★★

「Er ist wieder da」は現代に蘇ったヒトラーを主人公にしたコメディ小説で、ドイツでは波紋を起こしながらもベストセラーとなった。2015年には映画化もされている。

主人公であるヒトラーから見た一人称で小説は書かれているので、ナレーターも強烈なオーストリア訛りのドイツ語で話している。初心者向けでは無いかもしれないけど、いかにもドイツ語といった巻き舌の口調は聴いてみる価値あり!

この作品には、「聴く映画」とも言うべき「ボイス・ドラマ」バージョンがある。

Der Schwarm

著者: Frank Schätzing
ナレーター: Frank Schätzing, Manfred Zapatka, Joachim Kerzel, Ulrike C. Tscharre
再生時間: 12 時間 4 分

聴き取り易さ: ★★
のめり込み度: ★★★★
オススメ度: ★★★★

ドイツ・ケルン出身のベストセラー作家フランク・シェッツィングによるSF小説。「深海のYrr」のタイトルで、上中下の3巻で日本でも出版された。

世界各地で起こる謎の自然現象を追う海洋生物学者ヨハンソンが主人公。「環境破壊」「知的生命体」「人種差別」といった幅広いテーマを内包しながらもエンターティメントとして楽しめる名作。

テーマが幅広いので、求められる語彙のボキャブラリーは多くなるが、聴き終わった後の読了感は高い!

Das Kind

著者: Sebastian Fitzek, Johanna Steiner
ナレーター: Simon Jäger, David Nathan, Tanja Geke
再生時間: 7 時間 18 分

聴き取り易さ: ★★★
のめり込み度: ★★★★★
オススメ度: ★★★★

ベストセラー作家セバスチャン・フィツェックのスリラー小説。ベルリン出身のフィツェックはベルリンを舞台とした作品を多く書いている。

「Das Kind」では、前世療法がきっかけとなり殺人犯だった記憶を思い出した少年を軸として、ジェットコースター的なストーリーが展開される。

フィツェックの作品はどれもaudibleでオーディオブックとして手に入るがどれもクオリティが高くオススメできる!

ドイツ文学

有名なドイツの文学作品を教材にして、ドイツ語を学習するのももちろんオススメだ!ここでは定番のドイツ文学作品を基としたオーディオブックを3つ紹介するぞ!

Der Prozess

著者: Franz Kafka
ナレーター: Erich Räuker
再生時間: 8 時間 7 分

聴き取り易さ: ★★★★
のめり込み度: ★★★
オススメ度: ★★★

フランツ・カフカは(1883-1924)は現在のチェコ出身のドイツ語作家。代表作は「変身」「審判」「城」などで、カフカの作品は主人公が突然不幸に巻き込まれることから「不条理文学」などとも称される。

今回紹介したのは、主人公が理由も明かされないまま裁判に掛けられ処刑される「審判」。主人公が朝目覚めると虫になっている「変身」もオススメだが、短くてお得感は無いので「審判」を選んだ。

Die Leiden des jungen Werther

著者: Johann Wolfgang von Goethe
ナレーター: Patrick Imhof
再生時間: 4 時間 55 分

聴き取り易さ: ★★★★
のめり込み度: ★★★
オススメ度: ★★★

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(1749-1832)の「若きウェルテルの悩み」。ドイツ語学習者であれば誰でも知っているゲーテだが、彼が書いた小説を読んだことのある人は少ないかと思う。

「若きウェルテルの悩み」は恋の悩みから自殺してしまう青年ウェルテルの物語。出版当時はヨーロッパでセンセーションを巻き起こした。印象的で詩的なセリフで溢れるロマンティックな古典作品。

この作品は、色々なナレーターのバージョンが存在するので、ナレーターの声や話し方の好みで選んでみるのがいいかも。

日本の小説のドイツ版

初めてドイツ語のオーディオブックに挑戦する人には、日本の小説のドイツ語版をオススメする。ドイツ語であってもストーリーはすんなりと理解できることが多い。

Die Pilgerjahre des farblosen Herrn Tazaki

著者: Haruki Murakami
ナレーター: Wanja Mues
再生時間: 8 時間 59 分

聴き取り易さ: ★★★★
のめり込み度: ★★★
オススメ度: ★★★★

ドイツでも評価の高いベストセラー作家、村上春樹の作品のドイツ語版。原題は「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」。

色を名前に持つ5人の友人グループ内で、唯一、名前に色を持たない田崎つくるが主人公。村上春樹の良さを集約したような傑作。

村上春樹の世界観をドイツ語で楽しめる、上質なオーディオブックに仕上がっている。

audibleのドイツ語学習の秘訣!

最後にaudibleを使った語学学習を成功させるための秘訣を何点か挙げておきたい!

  • 聴き始める前におおまかなストーリーや登場人物の名前を調べておく。慣れないうちは、本や映画で読んだこと・見たことのあるタイトルを選ぶ

    ⇨ ストーリーが突飛な本では、正しく聴き取れていても、理解できているのか疑いたくなることはある。あらかじめ大まかなストーリーは調べておこう。また、ドイツ人の苗字はよく使われる一般名詞がそのまま苗字になってる事もあり紛らわしいので、登場人物の名前も調べておく。
  • わからない単語が出てきても、話の流れが掴めるならそのまま聴き続ける。

    ⇨ 頻繁に再生を中断すると、話にのめり込めなくなってしまう。それでは、物語の流れで言語を学習する意図が薄れてしまう。
  • audibleを利用したドイツ語学習にはある程度のドイツ語能力が必要!

    ⇨ 作品によって聴き取りの難易度は異なるものの、オーディオブックを使った学習はある程度のドイツ語能力が前提となる。自分のレベルに合った作品が見つからない場合は、YouTubeなど他のメディアを利用するのもアリだ。